この日は昼過ぎから会場となる公園へ。
滞在しているPeterの家から徒歩15分程で到着。
だんだん道にも慣れてきました。
最初のアーティストはBlood Orange。
前日に「足を怪我したけど頑張る!」と車椅子にのったDevの写真がアップされていたので
どんなステージになるのか心配しましたが、結果、松葉杖を使いながらも素晴らしいパフォーマンスでした。
ステージは8人編成。
キーボードの湘南乃風ばりのタオル煽りや、ツインコーラスのひとりで、Devのパートナーでもある Samanthaの妖艶な存在感(曲ごとにいちいちステージを出入りするディナーショー感など)が、ステージをより豊かなものにしていました。怪我の為ゆるやかな動きだったDevが、途中からマーチンこと鈴木雅之さんのように見えてきておかしかったです。
とにかくレコードと違うアレンジや遊びが多く、最高のステージでした。
今年9月にDowntownからデビューということで
SoundCloudにも2014/8/8時点では「Don't Wait」と「Change」しかアップされておらずライブはどんな感じなんだろうと興味津々。
ストックホルムで活動していて、Lykke Liと仲が良い(9月には一緒にツアーを回るそう)といった程度の情報しかありませんでしたが、
お客はBlood Orangeより多く、想像以上の盛り上がりに驚きました。
このあと、1日目と同じく"無印で売っているような体にフィットするソファーがあるエリア"でダラダラして、FutureとLittle Dragonをチラ見しました。
ヘッドライナーは今年の世界のビッグフェスをドサ回りしているOUTKAST。
というのも、この後に見逃せない(といっても深夜2時~)Mac Demarcoが演奏する会場が遠方かつWOWアプリのFavorite数が半端なかったので、開場時刻の0時めがけて向かうことにした為。
しかし、OUTKASTは今年4月のコーチェラでも盛り上がりに関して指摘されていましたが、ここヨーテボリでも今ひとつ、、、
次の日に会ったスウェーデン人の女性が言っていた事や伝え聞いた話を要約すると
「歌詞もそうだけど、映像にグラマラスな女性の局部アップを多用するのがホント最低!」とのこと。良くも悪くも"金稼いでイイ女とヤリたい"っていうのがHipHopの一部だったりするわけですが、、フェミニストが多い国で有名なスウェーデンでは、そういった部分でかなり分が悪かったというところでしょうか...
そして2日目の最後は、台湾まで来ても日本には来なかったMac Demarco。
今回の会場はLisebergsという遊園地の中にあるステージ。
なんとしても入場規制だけは避けたいビビリの我々は0時過ぎにすんなり入場。
これから2時間待機です。
それにしてもライトアップされたジェットコースターや観覧車が近くにそびえる素晴らしいロケーション。
至る所でダンスがおこり、演奏もサーフ感溢れるパンク/フォークロックバンドといった感じで楽しいステージングでした。
小腹がすいたのでステージ横の食堂でポテトを食べながらひたすら待ちます。
日本では深夜1時には必ず寝ているので深夜2時スタートのライブはなかなか厳しい我々。
しかしやっとその時が来ました。
気付けば最前列。MacのTシャツはElton John(どうやら最近のお気に入り)。
ギターがいつものPeterではなかったのでソワソワしていると、
新しくAndyが加入したとMacから紹介あり(Andyもなかなかヤバいキャラでした)
始まってすぐにMacの弦が切れるハプニングがありましたが、
昨夜Amen Dunesのライブでチャチャ入れしていた bassのPierceがレッチリのCalifornicationを熱唱してカバー。
永田裕志ばりに敬礼してから思いっきり背中から倒れ落ちる、非常に危険なアクション。
とっくに演奏時間が過ぎていたようで、スタッフが時計を指差してマジギレする一幕もありましたが、あざ笑うかのように その後かなり経ってから演奏終了。
楽しい時間はあっという間でした。
時計を見ると深夜3時過ぎ。
交通手段もがよくわからなかったので、余韻に浸りながら歩いて帰宅。
明日はいよいよ最終日。
とはいえ目的のバンドはこれで全て観る事ができ、大満足で床に就いたのでした。
むにゃむにゃ。。。
つづく
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